健康なお口を保つには予防が欠かせません
歯科における予防治療の目的は、何かの問題が起きてから対処する従来の歯科治療ではなく、「積極的に歯科を利用して歯の健康な状態を維持し、むし歯や歯周病を防ぐ」ことです。特に予防意識が高い北欧では、高齢者であっても入れ歯に頼らず、自分の歯が残っている方が多くいらっしゃいます。しかし、日本ではまだまだ予防の意識が低く、年齢とともに失う歯の本数も多くなりがちです。
むし歯や歯周病は治療ができても、症状が出てから歯科医院で治療を受けることを繰り返していると、歯や歯ぐきへのダメージが増えてしまい、歯を失う原因になります。ご自身の大切な歯をずっと残すには、予防を目的にした治療が欠かせないのです。